「嫌われる勇気」-つい、他人と比較してしまうあなたへ

読書

こんにちは

今回はビジネス書の定番である「嫌われる勇気」について紹介していきます。

こんな人が読むべき
・つい、他人と比較してしまう人
・周りの人に対して劣等感を持ってしまう人

この本について

この本はアドラー心理学という心理学の考えをもとにした本です。

アドラー心理学とは?

簡単に言えば

過去と他人は変えられない
変えられるのは未来と自分だけ

という考え方です。

「過去はただの事実で、それをどう捉えるか?」

アドラー心理学とフロイト心理学、違いは?

よくアドラー心理学と対であげられるのがフロイト心理学です。これらの違いを簡単に説明すると、

フロイト心理学→原因論(過去があって、今がある)
アドラー心理学→目的論(目的を達成するために、今がある)

ここからアドラー心理学では「過去はただの事実」という考えが使われています。

具体例

想像してみてください。あなたには告白したい人がいたとします。あなたならどうしますか?「コミュ障だから…」と緊張してしまう方も少なくはないと思います。

フロイト心理学ではこの状況を、コミュ障だから告白できないと考えます。

一方でアドラー心理学では、告白できるようになりたくないという心理から緊張という状態を作り出しているという考え方をします。

「告白したいんじゃないのかよ」と思った方も多いでしょう。しかし、ここには「対人関係で傷つかない」という隠れた目的があります。そのためコミュ障という状況は必要とされているのです。

また、アドラーは

全ての悩みは対人関係である
人と関わるとき、傷つかないのは不可能

とまで言い切ってしまっているほどです。

劣等感を感じたらすべき、たった1つのこと

劣等感を感じてしまうときにすべきことは、課題の分離です。

課題の分離とは?

課題の分離とは、目の前の課題が自分のコントロールできるものか、そうでないものかを分けることです。

課題の分離と言われてもピンとこない方は、結果を誰が受けるのか考えてみると良いと思います。例えば「勉強するかしないか」は自分の課題です。しかし「友人が勉強するかしないか」は他人の課題です。

ここで大事になってくるのが「他人は変えられない」という言葉です。他人の課題には介入せず、逆に自分の課題には介入させずに淡々とこなしていきましょう。

課題の分離のゴール

では、課題の分離を通して何を目指せば良いのか。それは共同体感覚です。

共同体感覚とは、「自分には居場所がある」という感覚のことです。

仲間がいて、コミュニティーがあって、「その中に自分がいても良いんだ」と思える状態って安心しますよね。仲間のいる状態を目指していくのです。

課題の分離によって共同体感覚を得る3ステップ

具体的にどうすればよいのかというと、以下の3つのステップに分けられます。

自己受容

先ほど仲間のいる状態を目指すと書きましたが、一番最初に仲間にすべき人は誰だと思いますか?

それは自分自身です。

関わりたくない相手からは逃げることができても、自分とは常に向き合っていかなければなりません。

大切なのは何を持っているかではなく、持っているものをどのように使っていくかです。例え自分にできないことがあったとしても受け入れて、どこが改善できるかを考えていきましょう。

他者信頼

自分を仲間にできたら他人を仲間にしていくというステップに入ります。他者信頼とは他人のことを、無条件に信じるということです。

無条件に信じるというと「相手に裏切られてしまったらどうしよう」と思ってしまう方も多いと思います。しかし自分が裏切る側の立場に立ってみてください。何度も裏切っても信じ続けてくれる人に対して不誠実な行動はとりたくないですよね?

また、裏切るか裏切られるかは他人の課題です。自分が変えられないことを心配するよりも、自分が変えられることに目を向けていきましょう。

他者貢献

他人を仲間にできたら今度は、所属感(「ここにいても良いんだ」と思える感覚)を深めていく段階です。そして所属感を深めていく方法こそが、他者貢献です。

ここで注意してほしいのは、他者貢献とは他人の役に立つことだということです。仮に他人に感謝されなくても、自分で「これは役に立っている」と思えれば良いのです。

役に立っているという自覚さえあれば、自分はここにいても良いと思うことができます。人からの評価は気にせず、絶対的な視点で考えるようにしましょう。

幸せ=貢献感

幸せというのは貢献感であるというのがここでの結論です。

「何か大きな目標を達成するという幸せはないのか?」と思われる方もいるかもしれません。しかし目標の達成を求める生き方には1つだけ、大きな欠点があります。

登山をイメージをしてみてください。頂上があなたの目標とするところです。
山を登っていけばいずれ頂上にたどり着けますが、頂上についてしまうとそこから下ることしかできません。目標を達成する前に人生が終わってしまう可能性すらあります。

このように目標を達成することが人生のピークになってしまうのです。

まとめ

今回の内容をまとめます。

・過去はただの事実。それをどう受け止められるか。
・まずは課題の分離を行う。
・共同体感覚を持てるようにする。

内容が気になる方は、読んでみてください。

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